はじめてのIllustrator CS6

パスのアウトラインとパスのオフセット

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ここでは、既に描いたパスを使って、新しいパスを作る二つの方法について解説します。ひとつは「パスのアウトライン」、図形に設定された線の太さや形を利用し、塗りに変換するものです。もうひとつは「パスのオフセット」、既存のパスから正確に指定された数値で、内側や外側にパスを描く機能です。
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09:29

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ここでは、既に描いたパスを使って、新しいパスを作る二つの方法について解説します。一つはパスのアウトラインといって図形に設定された線の太さや形を利用し、塗りに変換するものです。もう一つはパスのオフセットといって既存のパスから正確に指定された数値で内側や外側にパスを描く機能です。百聞は一見にしかずですので、早速見て行ってみましょう。まず、このサンプルファイル上に、左側に正方形が三つと、右側に楕円形が二つあります。この左側の正方形を使って、パスのアウトラインのテストをして行ってみましょう。ズームツールに持ち替えて、正方形の一番上の辺りを拡大しておきます。選択ツールを使って、こちらの、一番上の正方形を選んでみます。この正方形は、塗りの色がなしに設定されていて、線の色が紫、そして線の太さが 10 pt太さは均等、となっています。表示のモードを切り替えて確認してみましょう。メニューバーの表示から、アウトライン表示にすると、パスが、一本だけある状態、このパスを中心に、10 pt の太さの線が指定されています。ではプレビュー表示に戻ります。この正方形に対して早速、パスのアウトラインをして行ってみましょう。 正方形を選択した状態で、メニューバーのオブジェクトから、パス、そしてパスのアウトライン、こちらを選択します。選択すると、この正方形を囲っているパスの見た目が変わったことが分かります。この色指定の部分を見てみると、今度は塗りに紫色が付いて線の指定がなしの状態になりました。表示のモードをアウトラインに切り替えてみます。今度はパスが二本、複合パスになっていることが分かります。プレビュー表示に切り替えてみましょう。ダイレクト選択ツールを使って動かしてみると、この様に、外側の正方形と内側の正方形に分かれ、元々あった線の太さの一番外側のラインを使って、新しいパスに変換されたことが分かります。一つ前に戻ります。では次の正方形を見てみましょう。手のひらツールを使って場所を移動します。選択ツールを使って、次の正方形を選びます。こちらも、上の正方形と同じ大きさの正方形ですけれども、一点違うのが、この線の太さが均等ではなく、「可変線幅プロファイル」がこの様に始めと終わりが細いものが指定されています。ですので、見た目が、この部分とこの部分が細くなっている、不均等な太さになっています。そして塗りはない状態になっています。 この四角形を同様に、オブジェクト、パス、パスのアウトライン、こちらを選んでみます。先ほどとは違う結果になっています。アウトライン表示で見てみましょう。今度はこの「可変線幅プロファイル」で描かれた、細い部分や太い部分が忠実に新しいパスに変換されていることが分かります。ではプレビュー表示に戻って、もう一つ違うパターンを見てみましょう。今度の正方形は、線の太さが 10 pt で、均等という所は変わりません。今度違うのは、塗りにオレンジ色が指定されていることです。この状態で、メニューバーのオブジェクトから、パス、パスのアウトラインを選択してみます。今度はまた結果が変わりました。見てみるとパスが、三本ある様に見えます。アウトライン表示で見ても、三本パスがあることが確認出来ます。この三本の内訳ですけれども、ダイレクト選択ツールで動かしてみると良く分かります。一つは、この塗りに指定されていた色、このオレンジが、独立した正方形になりました。そして線、線は線で、別途、紫色の塗りを持った情報に変換されています。この様に、塗りを持った状態の図形をパスのアウトラインを掛けると、二つの図形に分割されるということが分かります。 では一度、手のひらツールをダブルクリックして全体表示に戻った後、この右側の楕円形を使って、パスのオフセットについて見て行きましょう。パスのオフセットというのは、元々あるパスから正確に指定された数値で内側や外側にパスを描く機能です。実際に見て行ってみましょう。ズームツールで、まずは上の楕円を拡大して、選択ツールで選びます。そしてこの状態で、メニューバーのオブジェクトから、パス、パスのオフセット、こちらを選択します。パスのオフセットのダイアログボックスが出てきますので、-8 mm と指定します。ここに + の数値を指定すると、元々あったパスより外側に描かれます。そして - の数値を指定すると、元々あったパスよりも内側に描かれます。今、内側に 8 mm を指定したいので、-8 mm と入力してあります。左下のプレビューのチェックを押すと、この様に描かれますよというものを予め見ることができます。よろしければ OK をクリックして確定します。元々あった図形の正確に 8 mm 内側に、同心円状の楕円が描かれました。ここでパスのオフセットと元々あった楕円形をコピー & ペーストして縮小した場合の違いについて見ておきたいと思います。 少し拡大率を減らして、画面を引いてみましょう。そして、選択ツールで、今度は下側の楕円形を選びます。今度はメニューバーの編集からコピーして、もう一度、前面へペーストを選びます。そうしますと、一見何も起こっていない様に見えますが、ずらしてみると、真上にもう一つ新しい楕円があることが分かります。では一段階戻って、この上にある楕円形をそのまま縮小してみたいと思います。この楕円形の中心点に向かって縮小したい時、キーボードの Option Keyもしくは Alt Key を押します。そして Shift Key を足すと、正確に縦横比率を保ったまま縮小することが出来ます。ではやってみます。Shift Key と Optionまたは Alt を押しながら、縮めます。選択を解除してみます。いかがでしょう。似通っていますが、ちょっとニュアンスが違うのがお分かりいただけますでしょうか。上の方の、パスのオフセットを使って描いた内側の楕円は、どの部分を見ても、正確に 8 mm 内側、ずっと二つのラインは平行になっています。それと比較して下側ですけども、ただ楕円を均等に縮小しただけですと、この様に、幅が狭い部分と広い部分に、どうしても違いが出てしまいます。 このどちらを使うかは、お好みだと思いますけれども、正確に 8 mm 内側に均等なパスを描きたいという時は、パスのオフセットを使う方が、速くて正確です。以上、このレッスンでは、パスのアウトラインとパスのオフセット機能を使って、既存のパスから新しいパスを作る方法を学びました。どちらも自主作業でとても使い勝手の良い機能ですので、是非マスターして下さい。

はじめてのIllustrator CS6

このコースではIllustratorをまったく触ったことのない初心者の皆様でも迷うことのないように、基本的な操作からひとつひとつ丁寧に解説していきます。画面各部の名前や操作方法から始まり、ドキュメントの作成、図形の描画、色の変更など基礎的なことを網羅しています。

6時間55分 (48 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
Illustrator Illustrator CS6
価格: 3,990
発売日:2014年01月14日

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