このレッスンでは Creative Cloud の機能を利用した— ファイルの取り扱いについて解説します Photoshop を含む Adobe の Creative Cloud は— アプリケーションを使うだけではなくて ファイルの共有機能も提供されています たとえば Photoshop から ファイル > 開く としたとき— Creative Cloud のシステムが インストールされていれば— Creative Cloud Files というフォルダが Mac も Windows も システムの中にできます 今その中に1枚 画像が保存してあります 開いてみると こんな画像です Creative Cloud Files の中に保存 されているこうした画像は じつはパソコンの中だけでなく オンライン上(クラウド上)の ドライブにも同じものが保存されています では Web ブラウザから自分の Creative Cloud の ID に アクセスすると これは Web ブラウザ上の表示ですが このように先程のファイルが こちらにも保存されていますので このように表示されています ここに保存されていれば 例えば他の人とシェアしたり ファイルを受け渡したり 自分が他のパソコンからここに アクセスして作業することも可能です こちらに置いてあるファイルは ローカルの自分のパソコンの Creative Cloud にあるファイルの 内容と同期されています それを実験してみましょう いま表示した Creative Cloud Files の中の 画像を開いてみます では分かりやすいように ちょっと色を変えてみます 色調補正 > 色調・彩度 これを使うと一度に 色相の操作で色が変わるので 分かりやすいですね このとおり色を変えた状態で 保存を行います この操作で Creative Cloud Files の 中に入っているファイルは 内容が更新されています そしてこの状態で再び Web ブラウザから 同じくオンライン上のドライブに アクセスしてみると ちゃんと反映されていますね Photoshop で加えた処理が ちゃんと同期されて オンライン上に保存されているものにも 反映されています これは他の人と共有作業を行う場合や 万一のパソコンのクラッシュに備えた バックアップを取るという意味でも 非常に便利に使えます Creative Cloud は単に Adobe のアプリケーションが 全部使えるというだけではなく こうした副次的なサービスも 様々含まれています 特にこうしたファイルの共有機能は かなり有用に使えますので ぜひとも活用してください