このレッスンでは エラーの発生に 対応するための方法を 紹介します プログラミングにエラーはつきものですが エラーには2種類あります 例えば このようなリスト「v」の 要素にアクセスする時に 「[ ]」が1つ足りないコードを書くと エラーになります これは文法的なエラーなので プログラムを実行する前に 検出することが可能です それに対して プログラムの実行途中に 発生するエラーもあります 例えば このリスト「v」に ランダムに発生させた 添え字でアクセスしてみます 10回のループを回して インデックスとして ランダムに発生させた整数 これで 「v」にアクセスしてみます もう1度 実行してみましょう すこし分かりにくいですが ここで 「a」が 画面に表示されていることから 最初は ランダムに発生させた数字が 「0」だったことが分かります ただ その次に発生させた数字が リストの範囲を超えていたために エラーになりました このようなエラーは 実行時に発生する可能性があるので 事前に検出できないこともあります こうしたエラーが起きても プログラムが止まらないようにするための 仕組みが Pythonにはあります このコードを コピーして書き換えてみましょう エラーが発生する可能性がある箇所を 「try」というキーワードの下に書きます 「try」も 「for」文や 「if」文と同じように その中をインデントします ここでエラーが発生した場合 「except」と書かれた部分に 処理が移ります 今は添え字が範囲を超えているので 「添え字が範囲外です」と書いておきます このコードを実行すると 10回のループが 全て実行されます 先ほどは 2回目でループが止まっていますが それはエラーが起きてしまったためです 今回はエラーが起きても 「try」と「except」の間で発生するので 「添え字が範囲外です」という メッセージを画面に表示して ループが 正常に最後まで終了します このレッスンでは エラーに対応するための プログラミングについて 紹介しました