Logic Pro X 基本講座

パンの調整

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各トラックの音声の、ステレオ左右間における定位を設定するパンニングについて、バイノーラルなどの特殊なモードも交えて解説します。
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07:15

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このレッスンでは、Logic Pro X 上でのステレオのパンニングについて解説します。音楽制作を行う場合、最終的な完成物はほとんどの場合ステレオになっています。左と右のトラックがそれぞれ別になっていて、耳で聞いた時に、きちんと左右の位置関係がわかる立体感のある音源、それがステレオ音源になります。もともと収録段階でステレオで録音された素材はステレオ感が あるわけですが、Logic Pro X のようなツールを使ってミキシングを行う場合には、ステレオ左右の間で自由にその音源の位置を決めていって、空間を構築することができます。その左右の位置の調整をパンニングといいます。それでこのレッスンなんですが、ステレオの左右の形がきちんとわからないと、なかなかわかりづらいので、例えばノートパソコンのスピーカーなんかで聞いてると、ちょっとわかりづらいかもしれません。そうした場合には、ヘッドホンを使って聞くことをおすすめします。それでは、基本的なパンニングをちょっとやってみましょう。まず今、トラックにある項目、例えば何か一つ、ソロにして聞いてみましょう。♪(サンプル音楽)♪このギターのフレーズですが、おそらくきちんとステレオの調整ができている環境で聞いてる方は、ほぼ真ん中から聞こえてると思います。 このように、これモノラルの素材なんですけど、モノラルの素材を再生すると左と右から同じ音量で出てくるので、結果として真ん中から聞こえます。ではミキサーを表示しましょう。こっちのボタンでミキサーを表示して、このボリュームのフェーダーのちょっと上ですね、そこにパンというこんなダイヤルがあります。それではまた同じところを、これですね、再生するんですけど、このパンを、下の方にドラッグしていくと、左に傾いていきます。めいいっぱい左になった状態で再生してみると、♪(サンプル音楽)♪ギターの音が左の方から聞こえてきたと思います。例えばステレオの左右が変わらない場合であったりとか、または逆に右にいってしまうといった時には、皆さんの今レッスンを聴いている環境に何らかの問題があるかもしれないので、ちょっと環境を見なおしてみてください。では今度逆にこれを右の方に持って行くと、♪(サンプル音楽)♪今度右から聞こえますね。このようにして、自由に左右の位置を決めることができます。このパンの位置なんですけど、個別に動かしてもいいですし、例えば、一個の楽器を複数のマイクで取った場合なんかは、パンの位置は一緒にしたいという時が出てきます。 そういった時には、複数のトラックをグループ化して、そしてパンを連動させるということができます。今それぞれバラバラに動きますが、ここのグループというところ、これをクリックします。そうしたら、グループ1:(新規)というものですね、これをまず実行してみましょう。すると今このトラックがグループ1になりました。そうしたら他もグループ1にしてみます。これでグループになったんですが、この段階ではまだ連動してません。この段階でグループ設定を開く、ここで開けてやって、この項目の中でパンですね、これにチェックをいれてやると、グループ内の項目がですね、パンが連動するようになります。これであればまとめて複数のトラックの音を、同じステレオ位置に置きたい時に、わざわざ全部を変えなくても一個だけ動かせば全部連動する、そのような状態になっています。グループを解除するときにはグループ解除ですね、これで解除することができます。もう一点、 Logic Pro X にはちょっと面白いモードがついています。通常パンは、もう一回聞いてみると、♪(サンプル音楽)♪このようにスピーカーもしくはヘッドホンの出てる位置から左右の範囲となるんですけど、これが、擬似的に前後関係を感じるような効果を付けることができます。 前後関係を感じられるようになるには、単に左右のボリュームじゃなくて、ちょっとした音質変化なんかが必要なんですけど、それをシミュレーションするモードがついています。それではこれからやるものはヘッドホンで聞くことが前提なので、ヘッドホンで聞いてください。では、さっきと同じギターのパート、ここでやってみましょう。ここでこの、アウトプットの部分。これを右クリックすると、一番下にバイノーラルと書いてあるものがあるので、これをクリックします。すると、パンの形が変わりましたね。ではこれを ダブルクリックすると、こんな形のインターフェースが出てきます。ギターを流しながらこれを動かしていくので、ちょっと変化を聞いてみてください。♪(サンプル音楽)♪今のはまだ左右の変化だったと思います。今度はこれを前後に動かしてみます。♪(サンプル音楽)♪どうでしょうか、なんとなく前後に移動しているような雰囲気がヘッドホンの場合感じられると思います。こんなふうにして、このバイノーラルというモードを使うと、さらに左右だけでない前後も含めた実体感、それを音質変化を伴ってシミュレーションすることができます。ちょっともう少し動かしてみます。 ♪(サンプル音楽)♪ヘッドホンだと擬似的に前後を感じますし、スピーカーでもちょっと面白い位置関係の雰囲気が出てくると思います。単純に左右に並べただけだとちょっと平面的になりがちですけど、こうした前後関係なんかも多少つけてやると、より立体的な、面白いミックスを行うことも可能です。このパンニング、より広がりのある音源を作るために欠かせない要素ですので、是非ともいろいろと試してみてください。

Logic Pro X 基本講座

Logic Pro Xはアップルがリリースしている本格的な音楽制作ソフトです。このコースではLogic Pro Xと周辺機器の基本的なセッティング、オーディオを細かく加工する方法、譜面の作成や印刷、付属するソフトウェア楽器の紹介、ミキサーの使い方、ファイルやWebサービスに向けた書き出しなどをひと通り学ぶことができます。

4時間26分 (38 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
価格: 3,990
発売日:2015年10月25日

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