ビデオ編集の基礎と実践

構図を活かした編集

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映像の表現上において「構図」がどのような役割を担うかについて、それの活かし方を交えて解説します。
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06:49

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このレッスンでは、構図を生かした編集について解説します。はい、一つのシーンを飽きさせずに見せるには構図を生かした編集を行うのが有効です。その中で大切となってくるのが、「カバレッジ」日本語でいうと「網羅率」なんて訳せるんですが、これが重要になってきます。カバレッジは、そのシーンの中の被写体をどれだけの角度から網羅しているかという意味になります。はい、ちょっとですね分かりやすく図で見てみましょう。例えば一つのシーンがあったとして、一人の人間をですね例えば、一台だけのカメラで写していたら、もうアングルは当然一種類しかありません。それが、例えばカメラが、例えば五台あったとしたら、五通りのですねアングルがこっちも、こっちも、こっちもと得られるわけです。こっちから見えてない部分も反対側のカメラからフォローできると、非常に幅広い素材が手に入りますね。そして例えばカメラがズームしていたりするとまた全然違ったアングルが得られます。このように、複数のカメラで違う角度を抑えておくとこんな感じに一個の場面であっても、例えば少し遠くから撮ったものであるとか、またちょっと近づいてまた別に肩越しにですね作業している手元が見えるもの、こっちはお菓子の本体ですね、そして、表情と。 このようにバラエティー豊かな素材を得ることができます。例えば一種類のアングルだけだとちょっと飽きてしまうかもしれませんが、このように素材がいっぱいあれば飽きさせずに構成することができます。ではですね実際に様々なアングルが組み合わさった例を映画のワンシーンから見てみましょう。それでは、映画の映像に切り替えます。それでは、これから映画のワンシーンを流すので、どのようにアングルを生かしてるか見てみてください。はい、こんな感じですね。色々なアングルがあったと思います。こんな感じで組み立ててやると一つの場所一つの時間の流れであっても非常に立体的に見せることができます。それでは、使われていた一個一個のアングルをちょっと分析してみましょう。はい、まずはこんな感じですね。被写体とちょっと距離のあるもの。これはですね「longshot」と言います。long shot の場合被写体だけでなく周りの背景も見えやすいので、ここがどんな場所であるか、どんな状況であるかというのを説明するのに役立てることが出来ます。なので、シーンの一番最初なんかにですね、使われることが多くなっています。で、次が「midium shot」ですね。 略して「MS」なんていう風にも評されます。さっきの long shot と比べるとずっとですね、被写体、人間にズームしています。より細かい所が分かるので、表情をですね、強調したい場合なんかに良く使われます。はいちょっとlong shot と比べてみると、long shot だと周りのですね背景も割とくっきり見えるんですが、medium shot になると背景がですねちょっとぼけて来ます。はい、映画的な雰囲気ですね。ここからも人物を強調してるんだなというのが分かりやすくなっています。はいそして次が、medium-longover-the-shoulderというものになります。shoulderというのは肩なので、肩越しにもう一人の人のlong shot を撮っている。だけど手前にいる人はmedium shot になっている。そんなアングルですね。このアングルだと人物が向かい合っている、そんな様子を表現することができます。なので、会話している様子なんかですねそれを描写するのによく使われます。はい、次はclose-up 。もう表情にぐいーっと寄ったショットですね。こうなってくると、もうほとんど表情しか見れないので、表情をですね強調したい時に使えます。 例えば、会話も淡々とした会話なんかの時にはこの over-the-shoulderとかも効果的なんですが、よりですね心理の変化であるとか感情なんかを強く表したい時には、close-up にすると非常にですね強力に表現することができます。はいそして次がtwo shot ですね。このように人物が二人並んでさっきのover-the-shoulder は、明らかにですね主と従の感じが分かりますよね。片方の人間が手前にいて、遠くに片方がいると。明らかにどちらの視点から見てるというのが明確だったんですが、それに対してtwo shot だとかなり均一に、どちらかといえば第三者の目で見てるような視点となります。見てる人は傍観者となって二人のやり取りを見ている。そんな感じを出すことができます。同じような画面内に二人いるという状況であっても、全く違うですね、意味を持たせることができます。このようにですね、様々な種類のアングルを組み合わせて時間軸を構築していくことで、それぞれのですね言葉であったりとか、または人間の表情なんかに一つ一つに意味を持たせて、それをですね、演出に効果的に使うことが出来ます。これが例えば生の演劇何かであれば、当然ですね、自分が座っている位置からのアングルしか見えないので、これはやはり動画ですね、編集された映像特有の表現方法と呼ぶことができます。 はい、こうした動画特有の強みを出すのに非常に役立つアングルの活用ですね、是非とも普段から、映画なんか見るときも意識して、様々な手法を自分のものにしていってください。

ビデオ編集の基礎と実践

過去の映画やビデオなどで積み上げられてきたさまざまな編集のセオリーは、今日のネット動画の編集においても多数応用できるものがあります。このコースでは過去の名作映画を素材に、編集技法の基礎や編集者の役割、カメラやレンズの動きの種類やドキュメンタリー編集の実践テクニック、サウンドデザインなど編集に関する基本的な知識をひと通り学ぶことができます。

3時間02分 (29 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
価格: 2,990
発売日:2015年11月09日

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