Objective-C 基本講座

import文・フレームワークを理解する

全333コースを10日間無料で

ぜひご覧ください。

無料で視聴する すべての加入プランを見る
または
事前に提供されるサブルーチン群であるフレームワークと、これを使うためのimport文について学習します。
講師:
07:15

字幕

このレッスンでは import 文や フレームワーク・ライブラリを紹介します ソースコードの中にはコメントの他にも コンパイルされない行が存在します それがハッシュ「#」から始まる行です この行はプリプロセッサー指令 とよばれるもので CPU ではなく ソースをコンパイルする コンパイラ自体に向けた指令となります そのうちここで紹介する import はその後に続く アングルブラケット「< >」や ダブルクォテーション「" "」で 囲まれた文字を 「ファイルの指定」と解釈します そして import 自体は そのファイルの内容で import 部分を置き換えろという コンパイラへの指令となります < > と " " の違いは ファイルを探す場所です < > の場合は Xcode が決めている場所に 指定された名前のファイルがないか探し " " の場合は プロジェクトに登録されたファイルを探します import で指定されている拡張子が h のファイルは 「ヘッダーファイル」に分類されます 「ヘッダーファイル」は ソースファイルの外で用意された― 関数などの情報を 受け渡すために利用するファイルです 実際に確認してみましょう Xcode の画面に切り替えます ナビゲーションエリアを探すと AppDelegate.h が見つかります このファイルの内容が main.m の import 部と 置き換わるわけです そのため AppDelegate.h の import 部をコメントにすれば main 関数内部に エラー枠が表示されます これは main 関数の中で AppDelegate を使っているのに AppDelegate を使うための情報が なくなったからです ちなみに記述を無効にするために コメントにする行為を コメントアウトと言います 説明画面に戻ります AppDelegate の情報を伝えれば良いので import を使わずに AppDelegate.h の内容を main.m に直接書いても問題は解決します ですがそれでは AppDelegate 側の 機能が変化するたびに書き直す必要があります そのため利用するための記述は ヘッダーファイルに書き 使う側は このファイルを import するようになっています また import は ヘッダーファイル側でも利用可能です AppDelegate.h をよく見てもらうと UIKit/UIKit.h が import されているのがわかるでしょう そうなると UIKit.h は 2重に読み込まれそうですが この点はコンパイラ側で判断して 同じファイルは2度は 読み込まないようになっています 余談になりますが import は Objective-c の祖先である― C 言語には存在しない コンパイラ指令です C 言語には 同じファイル 読み込み指令として include があります こちらには多重読み込み防止機能は 存在しないので ヘッダーファイル自体に多重読み込みを 防止するための記述を加える必要があります 基本的に import を使えば良いのですが 純粋な C 言語の場合 include しか使えないので Objective-c 以外で― 使われる可能性のある ヘッダーファイルでは include が使われている 場合があります main.m では UIApplicationMain という― 関数を使う関係から UIKit.h も import しています 但しこちらのファイルは プロジェクトには含まれていません UIApplicationMain は どのアプリでも共通に使うものであり Xcode 側で事前に 用意されたものだからです UIApplicationMain のような アプリ共通の処理関数は 事前にマシンコードの状態で ファイルが用意され Xcode が知っている特定の場所に 配置されています そして「リンカ」によって 「アプリ」に結び付けられます またこのような関数や 関連する情報の集まりを 機能ごとに纏めたものを フレームワークと呼んでいます import での最初の UIKit は このフレームワーク名を意味し / に続く UIKit.h ヘッダーファイルを UIKit フレームワーク内から 探せという意味になります UIKit は iPhone のボタンや ツールバーといった ユーザーインターフェース機能を 提供する「フレームワーク」です 「フレームワーク」と似たものに ライブラリというものがありますが こちらの場合 フレームワーク名は指定しません 使う場合はそのまま ヘッダーファイル名だけ記述します Apple ではフレームワークに 決まった形式が存在しますが 一般には集めた関数同士の連携が 少ないようなものを「ライブラリ」と呼び もう少し互いに影響し合うもの同士を 組織立てて集めたものを 「フレームワーク」と呼ぶようです ライブラリやフレームワークを 作る側にならない限り どちらも事前に用意してもらった関数文と 解釈しておけば良いでしょう 最後にプロジェクトに含まれていない ヘッダーファイルの内容を見る方法を 紹介しておきましょう Xcode の画面に切り替えます もし UIKit のように プロジェクトに含まれていない ヘッダーファイルの内容を見たければ import のファイル名の一部を 右クリックして Jump to Definition を選びます これで UIKit.h の内容が エディタエリアに表示されます 見終わったらジャンプバーで 元の表示に戻れます UIKit.h を表示した状態で Show in Folder を選べば UIKit.h ファイルを ファインダー上で確認することもできます 上のフォルダには UIKit 以外にも いろいろなフォルダがありますが これらはすべて iOS や Mac の機能を使うための フレームワーク群です このレッスンでは import 文や フレームワーク・ライブラリを紹介しました

Objective-C 基本講座

このコースはプログラミング初心者でもObjective-CによるiOSアプリ開発の体系的な理解が得られるように構成されています。プログラムの動作の原理、Objective-C言語の役割、そこで利用されるCocoa touchオブジェクトの役割、基本的なiOSアプリの作成方法などを学習します。ぜひこのコースをアプリ開発に踏み出すさいの第一歩としてください!

6時間39分 (69 ビデオ)
現在、カスタマーレビューはありません…
 
ソフトウェア・トピック
価格: 3,990
発売日:2015年11月18日

このコースは、「オンデマンド」でご利用可能であり、ダウンロードすることもオンラインで見ることもできます。

ダウンロードすると、オフラインでコースを使用し、豊富なインターフェースをフルに活用できます。複数のデバイスを使用したり、 一度に全コースをダウンロードしたくない場合は、アカントにログインして、ストリーミング・ビデオとしてコースのレッスンを視聴してください。

ビデオトレーニングをお楽しみいただけますように! お問い合わせは、cs-jp@lynda.com宛までご連絡ください。