一歩進んだPhotoshop合成テクニック

逆光の活かし方

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写真撮影のセオリーでは一般にNGとされている「逆光」が、使い方次第でどのような印象的な効果をもたらすかについて解説します。
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06:40

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このレッスンでは逆光の使い方について解説します。写真を撮る上での NG として逆光、つまりカメラの対面に太陽があって光源があって、こちらに光がやってきている、それは NG だよというのを皆さん認識してるんじゃないでしょうか。例えば逆光になるとどうなるかというと記念写真なんかを撮る場合に後ろばかり明るくなって手前にいる人の顔が暗くなってしまって失敗写真となる、なので逆光はダメだよというのをよく聞くと思います。これはもちろん間違いではなくてそうした人物を撮りたい時なんか逆光で普通に撮ってしまうと人が暗くなってしまうのでもちろんこれは NG なわけなんですがただし写真の表現の中では、逆光は必ずしも禁じ手というわけではないです。むしろ逆光を使うことによって非常に印象的になるというケースも多々存在します。いくつかの例をご覧いただいてその活用方法を考えてみましょう。まずこのレッスンのサンプル画像一枚目、夕日の画像ですけどこれはかなり綺麗で印象的な写真ですよね。太陽はこっちにあるので紛れもなく逆光です。この木の葉っぱなんかは逆光なので暗くなってますけどそれがむしろこの太陽の形を浮き上がらせてそしてここにこの様な光線、ビームですね。 筋が伸びてます。葉っぱのところはこの細い筋が伸びてますし、そこからこぼれているところは柔らかな、この様なラインとなってこれが非常に味のある雰囲気になってます。またこっちの木なんか大部分暗いですけどこっち側のほうは明るいですよね。この陰影のつき方によって立体感がでています。これが例えばいわゆる順光、カメラの背後から明かりが当たっていると綺麗に木も見えるし全部明るく写ると思うんですけどこんな印象的な写真にはならないと思います。これは逆光だからこそこうしたビームであったり陰影ができてかなり印象的な写真になっているというそういう例なんです。ではこれを踏まえた上で2枚目もみてみましょう。これも同じ様に、木の間から逆光の太陽が見えているんですけど今度はこのビームの出方が更にくっきりしてかなり神秘的な感じになってます。これはどういう状況かというとこぼれてきた光がこれ霧です、森の中の写真なので。霧がモヤモヤとあるんですけどそこに光が筋になって見えているというかなり神秘的な効果がでています。よく見るとうっすら虹のようにこのカラーもでてますね。この霧、靄、霞といったものですけどこれも普通に写真を撮る時を考えれば霧とかもやがでてたら全体がなんとなくモヤモヤしてしまうのであまりよくないと考えがちなんですがそれに光が加わるとこの様に光というのは本来そのものは形が見えないものなんですけど光に形が与えられてラインになったりしてまた非常に印象的な雰囲気となります。 実際写真撮る時もそうですし、後から Photoshop 上で加工して光を作り出すという時もこうした霧であるとか靄、そういったものは光をこの様に実体化するアイテムとして大変便利に使えます。では3枚目の写真をみてみます。今度はまた逆光でちょっと違った面なんですけどこれは一番大元の写真です。古い街並みなんですけど、こっち工事してますしなんてことない写真ですよね。これを更に色々加工して2枚目のレイヤー、こんな感じになりました。だいぶ加工しましたね。綺麗な絵画風のものにはなったんですけどやっぱりちょっと印象が薄い感じがします。綺麗なところではあるんですけど建物の説明図みたいな感じであまり印象的な絵とは言い難い雰囲気になっています。ではこれが、3枚目をオンにします。一気に変わりましたね。印象がガラッと変わりました。これは逆光になってるせいですね。ここに光源があります。そして逆光になったことによってここでは影ができています。こっちの写真、なんで全然印象に残らないかというと影がほとんどないんです。それが、逆光の状況というのは反対から光が当たってるのでこの様な印象的な影が伸びるということがあります。そうすると、影ができると明るい部分と暗い部分が明るい部分、暗い部分のメリハリがはっきりして非常にドラマチックな感じになります。 この影はもちろん本物ではなく元には一切なかったものです。Photoshop 上で全部描いたものなんですけどこの太陽も含めて全部描いてますけどただリアリティもありますし、非常に雰囲気のあるグラフィックにするための演出となっています。この様に写真を撮る時の NG 項目としていつも筆頭に挙げられる逆光ですけど、こうして表現の中で意図して使うと大変印象的な雰囲気を作ることが可能となっています。これから写真を撮る際もそうですし、Photoshop でこうした情景を作る際、光を表現したい、光を使った表現をしたい時という時にはこうした逆光の状況、そしてそこで作り出されるこうしたビームであったりとかまた霧の中で更にビームが目立ったり、または逆光が作り出した影、こうしたものを意図的に使うと大変優れた表現が行えます。是非とも意識して活用してみてください。

一歩進んだPhotoshop合成テクニック

Photoshopで合成・コラージュの作業を行うさい、マスクによる切り抜き方や光や影の処理具合によって仕上がりに大きな差が生まれます。このコースではさまざまなマスク作成のテクニックやブラシによる立体感の作り方、3Dオブジェクトを使った影の作成や色調補正を使った太陽光線の作成、蒸気やかすみを使った表現などについて学ぶことができます。

2時間20分 (19 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
プラン加入者限定
発売日:2016年04月28日

このコースは、「オンデマンド」でご利用可能であり、ダウンロードすることもオンラインで見ることもできます。

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