このレッスンではシーケンス図を含む 相互作用図を解説します。 相互作用図は英語では interaction diagram interaction というのは 相互に作用する オブジェクトとオブジェクトが対話する それを表すダイアグラムです。 複数のオブジェクト間のメッセージによる 協調動作を表します。 コラボレーションモデル という言葉があります。 これはオブジェクト指向の基本的な 考え方です。 複数のオブジェクトが協力しあって 一つの仕事をする それを表すのがコラボレーションモデルです。 それを UML ではシーケンス図や コミュニケーション図で表します。 UML の 13 のダイアグラム シーケンス図はここに位置するわけですが 振る舞い図の一種が相互作用図 その一種がシーケンス図です。 コミュニケーション図はここにあります。 シーケンス図とコミュニケーション図の 目的は同じです。 どちらもメッセージによる 協調動作を表します。 シーケンス図はメッセージの順番、 時系列を重視します。 コミュニケーション図は目的は同じですが こちらは順番よりも どのオブジェクトと、どのオブジェクトが メッセージのやり取りをしているか を重視します。 このレッスンではシーケンス図を含む 相互作用図を解説しました。