このレッスンではグラフ要素の書式設定について解説します。各要素の書式を整えることで見やすいグラフになります。では見ていきましょう。使用するブックは Chapter_6 です。調査票4のシートをアクティブシートにしましょう。グラフが作成されています。グラフ内の各要素の書式設定を整えて見やすいグラフにしていきましょう。グラフ全体の文字サイズが大きくてグラフのバランスがよくありません。そこで、フォントサイズを小さくして整えていきましょう。グラフエリアをクリックで選択します。グラフエリアを選択することでグラフ全体に書式を適用することができます。フォントの変更はホームタブフォントグループの各ボタンを使います。では、フォントサイズを小さくしましょう。フォントサイズボックスの下向き三角をクリックし11 をクリックします。フォントサイズを小さくすることで全体のバランスがよくなりましたね。続いてグラフタイトルに太字を設定しましょう。設定したいグラフタイトルをクリックで選択します。フォントグループの太字ボタンをクリックします。これで選択したグラフタイトルに太字を設定することができました。このようにグラフ要素のフォントに関する設定はホームタブのフォントグループの各ボタンを使うかフォントグループのダイアログ起動ツールをクリックして表示されるフォントのダイアログボックスを使って設定することができます。 続いて凡例の位置を変更してみましょう。凡例をダブルクリックすると凡例の書式設定という作業ウィンドウが表示されます。この書式設定ウィンドウを使って選択した要素に対する詳細な設定を行うことができます。凡例オプションの判例の位置が「下」となっています。では、右に変更しますので「右」をクリックします。これで凡例の位置を右に変えることができました。書式設定の作業ウィンドウを表示したままで凡例以外のその他の要素をクリックするとそのクリックした要素の書式設定のウィンドウに切り替わるようになっています。作業はウィンドウは使い終わったら閉じるボタンをクリックして閉じておくとよいでしょう。続いてプロットエリアに塗りつぶしの色を設定しましょう。プロットエリアをクリックで選択します。グラフツール書式タブの図形のスタイルグループの図形の塗りつぶしボタンをクリックします。任意の色をクリックします。これで選択したプロットエリアに塗りつぶしを設定することができました。続いて凡例に枠線を付けてみましょう。凡例をクリックで選択します。書式タブの図形のスタイルグループの図形の枠線グループをクリックし任意の色をクリックします。 これで凡例に枠線を付けることができました。この様に書式タブの図形のスタイル内のボタンを使うことで塗りつぶしや枠線、そして図形の効果を設定したり図形のスタイルギャラリーからお好みのスタイルを選択し書式を変更することも可能です。また、デザインタブのグラフスタイルギャラリーには書式を組み合わせた様々なグラフスタイルがあらかじめ用意されていますのでクリックで選択してグラフ全体の書式を素早く整えることもできます。左には色の変更というボタンがあります。こちらをクリックするとカラーバリエーションを変更することも可能です。このレッスンではグラフ要素の書式設定について解説しました。