商業印刷用データ制作のためのIllustratorテクニック

PDF書き出し

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PDF/X-1a入稿のための設定について解説します。
講師:
08:55

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このレッスンでは PDF/X1a 書き出しの設定について解説します。完成したパッケージデータをPDF/X1a で入稿する際予め確認しておくべき要素が幾つかあります。まず1つは X1a の場合、透明データを含むことができませんので分割統合という処理がなされます。その分割統合に際してオブジェクト、 イラストデータ等が画像化されてしまうことがあるんですけれどもその箇所とまた品質についてのチェックというのを予めしておいて頂くと良いでしょう。まず透明データの有無を確認する際には分割・統合プレビューという機能を使います。現在ワークスペースは「プリントと校正」にしてありますがこの時右側のパネル群のうち「分割・統合プレビュー」これが右側のボタンで用意されてますのでクリックします。このパネルの中には「更新」というボタンがありますので「更新」ボタンをクリックします。するとレイアウトデータのミニプレビューが表示されます。右側の所のハイライトという部分をクリックしますと透明データが存在している場合には「透明オブジェクト」という項目が選べるようになります。今回この「透明オブジェクト」をクリックしますとレイアウトの中の赤くハイライトされた所が透明オブジェクトの部分です。 これは背景に配置した画像データの不透明度を 50% にしてありますのでこの様にハイライトしているわけです。またこのデータがあることによってX1a での書き出しをした際に影響を受けるオブジェクト部分を確認することもできます。「ハイライト」というポップアップから「影響されるすべてのオブジェクト」という項目を選んでみますと正面下部のイラスト部分が少し変わったのがわかります。マウスポインタを合わせますとこのミニプレビューの中ではズームツールが表示されますのでズームツールで拡大していきます。拡大後スクロールしたい時につきましてはSpace バーを押したままにするとスクロールのための手の平ツールになりますので手の平ツールでスクロールして頂くと良いでしょう。影響されるすべてのオブジェクトと透明オブジェクトの違いを確認するため改めて「透明オブジェクト」というポップアップを選んでみます。ご覧の様にイラストの部分が少し変わったのがわかります。この部分がオブジェクトではなく画像写真の様な扱いになって書き出されることが想定されます。この時の品質についても予め確認しておくと良いでしょう。今回はこのパネルを一度しまいます。 同じ「分割・統合プレビュー」のボタンをクリックしまして書き出された時、この下側のイラスト部分が画像になってしまった際どの程度の品質になるかを確認します。これは「効果」メニュー>「ドキュメントのラスタライズ効果設定」という機能で確認ができます。現在「解像度」という所で「高解像度 300ppi」となっています。もしも入稿用の画像データ写真素材についての解像度指定等が印刷会社から指定があるような場合につきましてはこちら「その他」という所を選び300 以外の設定の際にはその設定を入力すると良いでしょう。今回 400 と書いて OK としておきます。この様に PDF/X1a での書き出しに際しましてはPDF 入稿という際に予めこの2点を確認しておいていただくと良いでしょう。それでは PDF として書き出したいと思います。この時この様な設定もファイルとして保存されますので一度「ファイル」メニュー>「保存」でIllustrator データとして上書き保存をしておきます。続いて「ファイル」メニュー>「複製を保存」という機能を使います。Illustrator ファイルの編集途中でPDF 書き出し等をする際には必ずこの「複製を保存」を選んで下さい。 画面で編集中の Illustrator データと置き換わってPDF が書き出されるのは「別名で保存」です。そのため PDF 書き出しに際しては「別名で保存」とすると元の Illustrator データが消えてしまうことがありますので「複製を保存」という機能を使うことを推奨しています。それではファイル形式ではAdobe PDF を選びファイル名を指定します。続いて保存先を決め「保存」としておきます。そうしますと PDF を保存する画面が現れましたが画面上側に「Adobe PDF プリセット」という所があります。ここではポップアップの中から「PDF/X1a2001(日本)」というのを選びます。更に左側に幾つか項目がありますがIllustrator が用意してある設定を一部変更して入稿することが一般的に行われています。どの部分を一部変更しているかと言いますとまず1つは「圧縮」という所です。これはレイアウトで使ったカラー画像、グレースケール画像、白黒画像の品質においてPDF 書き出し時にもしも 450ppi を加えるような品質のデータであった場合には300ppi に落としますよという指示になっています。 今回はレイアウトした素材の品質をそのまま保ちたいのでこちらは「ダウンサンプルしない」、圧縮は劣化のない圧縮である ZIP を選びます。一般に印刷会社に入稿するPDF 書き出しにおきましてはご覧の様な設定が推奨されています。「ダウンサンプルしない」「ZIP」という設定ですね。この他必要に応じて設定する箇所としてはレイアウトデータに PDF 書き出し時トンボを付けるという機能です。今回はパッケージデータのアートボードの中にトンボを用意してありますので設定はしません。また「詳細設定」という項目があるんですがこちらでは「分割・統合オプション」という項目があり PDF/X1a の時には透明データが存在している際に選べるようになっています。こちらは先ほどの「効果」メニューのドキュメントのラスタライズ効果設定で言う高解像度という設定とはちょっと異なるので内容について確認をしておきましょう。右側「カスタム」というボタンをクリックしますと最終書き出しの際にどのぐらいの品質にするかというのをテキストデータの部分、またグラデーションメッシュグラデーション部分についても設定する項目となっています。この設定はプリント時と PDF 書き出し時に透明データがあるデータの場合に設定できる項目です。 今回はこちらは高解像度のままでOK としておきます。この様に設定ができましたら以降同じ設定を使いたい時のために今変更した設定を保存しておくこともできます。今回は保存してみますけどこの場合画面右上下向き矢印のボタンの部分をクリックします。ここでは「入稿用 PDF/X1a」 としておきます。それでは OK としてみます。そうしますと上側のプリセットの項目に今の名前のものが追加されました。ここで追加した内容というのは他の Adobe 製品Photoshop や InDesign でもこの設定が使えるようになっていきます。この様によく使う設定などにつきましては項目を設定項目の1つとして追加しておくと良いでしょう。それでは PDF を保存します。メッセージが出てまいりましたがIllustrator の編集機能を保持を有効にしないと再度 Illustrator で編集できなくなりますよ、という設定ですが予め Illustrator データも保存してありますのでこのまま OK とします。これによって画面で制作したパッケージデータを入稿用の PDF/X1a で書き出しすることができました。このレッスンでは入稿用 PDF/X1a での書き出しまたその際の設定について解説しました。

商業印刷用データ制作のためのIllustratorテクニック

Illustratorは印刷物の制作に適した機能を豊富に備えています。このコースでは印刷物データの新規作成や紙面設計、配置画像の扱いや印刷インキの指定方法といった知識から、入稿用パッケージや印刷用PDFの作成方法、入稿前のデータチェックの手順まで学ぶことができます。印刷トラブルを回避するためのデータ制作テクニックも豊富に解説します。

7時間32分 (95 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
カテゴリー
デザイン/イラスト
価格: 2,990
発売日:2016年10月06日

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