商業印刷用データ制作のためのIllustratorテクニック

インキや文字に対するトラブル回避策

全334コースを10日間無料で

ぜひご覧ください。

無料で視聴する すべての加入プランを見る
または
印刷用データのインキや文字トラブルを防ぐIllustrator機能について解説します。
講師:
07:57

字幕

このレッスンでは、印刷用データのインキや文字に関するトラブルを防ぐためのIllustrator 機能について解説します。インキに関するトラブルの1つにCMYK 4色のインキを使った印刷物であるはずなのに入稿されたデータの中ではそれ以外のインキ例えば特色インキなどが使われているということがあげられます。デザイン過程で特色を使うということはあるかと思うんですけれども最終入稿用のデータの中ではこうした特色インキはCMYK に変換しておくと良いでしょう。また、入稿前のチェックに際してましてはスウォッチパネルの未使用項目を選択して削除しておくと良いかと思います。更に分版プレビューの中で不要なインキが使われていないかというチェックもできます。更には分版プレビューではオーバープリントの不備などもチェックできますので是非、入稿前にチェックで確認してみて下さい。更に文字に関してのトラブルには文字化けといったことがあります。これを回避するために印刷用の入稿データでは文字の部分はアウトライン化してくださいという指定が入ることがあります。この様なアウトライン化によってオブジェクトになることで相手先のパソコンの環境を問わず画面に文字部分の表示また出力が可能となる訳なんですがこの他にもPDF 入稿をすることによって使用フォントを PDF の中に埋め込み相手先の環境で開く、また表示する、そして、正しい文字で出力するということが可能になります。 こうした手法があることを知っておいていただくと良いでしょう。それでは Illustrator の画面で各操作について確認をしておきましょう。Illustrator 上でインキの不備を確認する際には分版プレビューというパネルを活用すると良いでしょう。画面右上のワークスペースは「プリントと校正」にしておきます。サンプルファイルとしてはsets フォルダの中のまとめフォルダの中にあります03_poster_NG.ai というファイルを開いておくとよいでしょう。このファイルに対して「分版プレビュー」のパネルでまず「オーバープリントプレビュー」という所をチェックします。そうしますと、リストの中にCMYK 以外の色が使われている際にはそれがリストされます。今回、CMYK 4色の印刷物という想定で進めます。今回は、この DIC というのが不要なインキということになります。この DIC がどこで使われているかにつきましてはまず、選択解除何も選んでいない状態にしレイヤーパネルでのロックを全て解除して更にスウォッチパネルの中のスウォッチアイコンの右下にポチッと黒いマークが付いているのものが特色を表しています。 こちらをクリック後「選択」>「共通」>「カラー(塗り)」または「カラー(線)」というのを続けて確認していただくと良いでしょう。「カラー(塗り)」を選んでみますと今回のこのデータでは左側の「パンダ」という所が選ばれました。つまり、ここで特色が使われているということです。この様な場合には特色以外の色に変更するかまたは、この特色自身をCMYK に変換していただくと良いでしょう。CMYK 変換する際の操作としましてはこのスウォッチをダブルクリックします。ここで「カラーモード」というポップアップからCMYK を選びます。さらに「カラータイプ」で「プロセスカラー」に変換しておきます。同じ色にしたい場合でも多少 CMYK に変えることで色が変わる訳なのでプレビューをチェックしどんな色になるかも確認しておくと良いでしょう。CMYK の色指定では5% 刻みに変えておくというのは他の CMYK 色指定のところと同じです。それでは OK にしてみます。そうすることによって分版プレビュー内に表示されていた特色のリストが消えます。この様な方法の他、必要に応じて他と色を合わせるのであるならば今回の場合は白抜きとすると良いでしょう。 なお、スウォッチパネルの中で特色であるか否かについてはポチッと黒いマークがついているかどうかということがそれを表します。また、三角形のマークが右下についている場合には「グローバル」と言ってこの色が使われている所を一括変換するという機能になります。こうしたスウォッチに関する表示についても知識として知っておいていただくと良いでしょう。また、使わないインキについてはスウォッチパネルの中でスウォッチを整理しておくと良いでしょう。スウォッチパネルのパネルメニューから「未使用項目を選択」として「スウォッチを削除」というゴミ箱のアイコンをクリックして「はい」としておきます。使われていないスウォッチが消えることでスウォッチパネルを整理しておくことができます。この様な色に関するトラブルを避ける方法では分版プレビューで他にオーバープリントの不備などのチェックできます。「オーバープリントプレビュー」のチェックをオン / オフして画面上の表示を確認していただくと良いでしょう。中央の「アザラシ」という文字部分がオーバープリントプレビューにすると見えなくなってしまいました。この部分を「オーバープリントプレビュー」のチェックを外し改めて選択して確認していただくと右下にあります「属性」パネルと併用して確認してみましょう。 オーバープリントというのは下地に乗せるという「印刷の乗せ」という処理になるんですけれども白というのは本来 CMYK 0% となるのでそれをオーバープリントにしてしまいますと実際の印刷には出てこないということになります。そのため、属性パネルでオーバープリントの設定ができるわけですがこのように警告マークが出ます。ここでは「塗りにオーバープリント」のチェックを外していただくことで本来の白抜きでの印刷ができます。もともとは墨文字であってオーバープリントの指定がされていて後で色変更した場合などにこういったことが起こります。これにつきましては「ファイル」>「ドキュメント設定」の下側の方にありますチェックボックスで実際に版の出力やプリント出力を移る時には今のような所を破棄してくれるんですけれどもデータという意味ではちゃんと整理するためにこの様なオーバープリントプレビューのチェックで画面の表示が切り替わってしまう様な所がありましたら正しい設定にしておいていただくと良いでしょう。続いて、文字に関するトラブルを回避するための操作としましては文字のアウトライン化があります。レイヤーを全てロックを解除しすべてを選択にしてから「書式」>「アウトラインを作成」としていただくと良いでしょう。 こうすることによって画面上で使われていた文字についてはアウトライン化し文字という扱いではなくなりますので確実に相手先の環境でIllustrator で開く、表示するそして、出力することが可能となります。最終チェックとしては「書式」>「フォント検索」とした時の上側「ドキュメントフォント」に何も表示されていないことを確認しましょう。このレッスンでは、インキ、文字に関する印刷トラブルを防ぐための Illustrator 機能について解説しました。

商業印刷用データ制作のためのIllustratorテクニック

Illustratorは印刷物の制作に適した機能を豊富に備えています。このコースでは印刷物データの新規作成や紙面設計、配置画像の扱いや印刷インキの指定方法といった知識から、入稿用パッケージや印刷用PDFの作成方法、入稿前のデータチェックの手順まで学ぶことができます。印刷トラブルを回避するためのデータ制作テクニックも豊富に解説します。

7時間32分 (95 ビデオ)
現在、カスタマーレビューはありません…
 
ソフトウェア・トピック
カテゴリー
デザイン/イラスト
価格: 2,990
発売日:2016年10月06日

このコースは、「オンデマンド」でご利用可能であり、ダウンロードすることもオンラインで見ることもできます。

ダウンロードすると、オフラインでコースを使用し、豊富なインターフェースをフルに活用できます。複数のデバイスを使用したり、 一度に全コースをダウンロードしたくない場合は、アカントにログインして、ストリーミング・ビデオとしてコースのレッスンを視聴してください。

ビデオトレーニングをお楽しみいただけますように! お問い合わせは、cs-jp@lynda.com宛までご連絡ください。