InDesignを使用した電子書籍制作

EPUB書き出しオプションの設定

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[EPUB書き出しオプション]ダイアログでどのような設定をするかで、書き出されるEPUBは異なります。このレッスンでは、EPUB書き出しオプションの設定について解説します。
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10:23

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InDesign上でドキュメントの作成及び設定が終わったらEPUBファイルを書き出します。この時、「EPUB書き出しオプション」ダイアログで、どの様な設定するかで書き出されるEPUBは異なります。このレッスンでは「EPUB書き出しオプション」の設定について、学びます。では、現在表示しているこちらのドキュメントからEPUBを書き出してみましょう。「ファイル」>「書き出し...」を選択します。「書き出し」ダイアログが表示されます。Macの方は「形式」Windowsの方は「ファイルの種類」に「EPUB」を選択します。次に「名前」と「場所」を指定します。ここでは、「名前:sample」とし「場所:デスクトップ」に設定しました。「保存」ボタンをクリックします。「EPUB書き出しオプション」ダイアログが表示されます。このダイアログには「一般」、「画像」、「詳細」と3つのカテゴリがあります。まずは「一般」カテゴリを見てみましょう。「バージョン」には「EPUB2.0.1」と「EPUB3.0」のいずれかを選択することができます。縦書きやルビ、圏点、縦中横、回り込みなどを反映させたEPUBを書き出したい場合には「EPUB3.0」こちらを選択します。 「カバー」こちらには「なし」、「最初のページをラスタライズ」「画像を選択」のいずれかを選択するすることができます。目的に応じて選択をしてください。「ナビゲーション」には「ファイル名」または「目次スタイル」を選択することができます。「ファイル名」を選択するとInDesignドキュメントのファイル名基づいて目次が生成されます。「目次スタイル」を選択した場合には選択した目次スタイルに基づいて目次が生成されます。InDesignの目次機能を利用している場合にはこちらの「目次スタイル」を選択しておくと良いでしょう。「マージン」ではEPUBファイルの上下左右のマージンをピクセル単位で指定することができます。「コンテンツの順序」には「XML構造と同じ」「アーティクルパネルと同じ」のいずれかを選択します。通常は、「ページレイアウトを基準にする」を選択しますが「アーティクル」パネルを使用してコンテンツが書き出される順番をコントロールしたい場合には「アーティクルパネルと同じ」を選択します。また、XML構造ウィンドウを使用してコンテンツの順番を指定している場合には「XML構造と同じ」を選択します。「脚注の配置」には「セクションの最後(文末脚注)」「段落の後」「ポップアップ表示(EPUB3)」のいずれかを選択します。 脚注を使用している場合でセクションの最後に脚注を表示したい場合は「セクションの最後(文末脚注)」を選択します。段落の後に脚注を表示したい場合にはこちらの「段落の後」を選択します。なお、ポップアップ脚注に対応したEPUBリーダーで脚注をポップアップ表示させたい場合にはこちらの「ポップアップ表示(EPUB3)」を選択します。なお、「強制改行を削除」にチェックを入れると強制改行を削除することもできます。箇条書きの機能を使用している場合には「記号」と「番号」を指定します。リストタイプに記号を使用している場合「記号」には「番号なしリストにマップ」或いは「テキストに変換」のいずれかが選択できます。そのまま箇条書きの記号として書き出したい場合には「番号なしリストにマップ」を選択しテキストに変換して書き出したい場合にはこちらの「テキストに変換」を選択します。リストタイプも同様に「番号付きリストにマップ」「テキストに変換」のいずれかを選択できます。そのまま箇条書きの番号として書き出したい場合には「番号付きリストにマップ」テキストに変換して書き出したい場合には「テキストに変換」、こちらを選択します。なお、「書き出し後EPUBを表示」にチェックを入れておくと書き出されたEPUBを自動的に表示します。 では「画像」カテゴリを見てみましょう。ここではEPUBに書き出す画像の設定を行います。ここに「元の画像を使用」と「レイアウトのアピアランスを保持」というチェックボックスがありいずれかをONにすることができます。「元の画像を使用」を選択するとレイアウトを考慮せずInDesignに配置された元の画像をそのまま使用します。「レイアウトのアピアランスを保持」こちらを選択するとレイアウトされた画像のオブジェクト属性を生かして書き出します。「解像度」には「72」「96」「150」「300」 のいずれかを選択できます。最近のデバイスでは解像度の高いものも増えてきているためできるだけ高解像度にしておきたいところですが当然その分ファイルサイズも大きくなってしまいます。全体のファイルサイズとのバランスを考えながら設定すると良いでしょう。「画像の整列および間隔」では画像をどの位置に配置するかを「左端揃え」、「中央揃え」、「右端揃え」の中から選択できます。また、画像の前後にピクセルで空きの指定も可能です。更に、「改ページを挿入」こちらにチェックを入れると「画像の前」、「画像の後」「画像の前後」のいずれかで改ページさせることもできます。 「画像変換」ではデフォルトで「自動」が選択されていますが「GIF」、「JPEG」、「PNG」のいずれかを選択することもできます。「自動」を選択しているとInDesignが画像に応じて自動的に形式を決定してくれます。更に、「GIFオプション」ではGIFファイルを作成する場合のInDesignでのカラーの種類をどうするかを選択できます。「使用中の色に合わせて割り付ける(ディザなし)」を選択するとディザ処理をせずに、グラフィックで中心的に使用しているカラーを抽出してパレットを作成します。「Web」こちらを選択するとウェブセーフカラーのパレットを作成します。組み込みのカラーパレットを使用してパレットを作成するには「システム(Windows)」または「システム(Macintosh)」を選択します。なお、「インターレース」にチェックを入れると画像は順次表示されていない行を埋める様にして徐々に表示されます。このオプションを選択していない場合にはぼやけて表示されていた画像が元の解像度に近くなるにつれて徐々に明確になります。また「JPEGオプション」では「画質」に「低画質(高圧縮率)」、「標準」「高画質」、「最高画質(低圧縮率)」のいずれかを選択できます。 目的に応じて指定してください。「形式」には、「プログレッシブ」或いは「ベースライン」が選択できます。。「プログレッシブ」を選択するとJPEG画像はダウンロードされるに従って徐々に詳細が表示されます。このオプションを選択して作成されたファイルは、サイズがやや大きくなります。また、表示のためによりメモリーが要求されます。「ベースライン」を選択するとJPEGファイルがダウンロードされるまではJPEGファイルの代わりにプレースフォルダが表示されます。なお、「オブジェクト書き出し設定を無視」こちらにチェックを入れると画像ごとに個別に「オブジェクト書き出しオプション」の設定がされている場合でもそれを無視して、このダイアログの設定で書き出すことができます。では「詳細」カテゴリを見てみましょう。「ドキュメントの分割」では「分割しない」「段落スタイルの書き出しタグに基づく」或いは、ドキュメント内に作成されている段落スタイルを選択することができます。ここでは指定した内容に応じてXHTMLのファイルが分割されてEPUBに書き出されます。「分割しない」、こちらを選択するとドキュメントは分割されず「段落スタイルの書き出しタグに基づく」こちらを選択すると各スタイルに設定したEPUBを分割のON/OFF に基づいてドキュメントは分割されます。 或いは、こちらでドキュメントを分割する任意の段落スタイルを選択しても構いません。「ドキュメントデータを含む」にチェックを入れると書き出すEPUBにMETAデータが含まれます。通常はONにしておくと良いでしょう。また「出版社」や「固有ID」も指定可能です。「出版社」には発行側の情報を指定します。一般的には、発行者のURLを入力しておくと良いでしょう。また、EPUBドキュメントにはそれぞれ固有の識別子が必要となります。「固有ID」には子の識別子を入力しますが空欄の場合には、InDesignが自動に識別子を指定してくれます。「CSSを生成」こちらにチェックを入れておくとInDesignがその設定内容に基づいてCSSファイルを生成してくれます。OFFにしてEPUBを書き出すとスタイルに関連付けられているクラスのみがhtmlタグでマークアップされオーバーライドクラスは作成されません。この設定は外部CSSを使用する時に便利です。「ローカルオーバーライドを保持」こちらにチェックを入れておくとスタイルなどに設定されていないローカルの書式設定も、EPUBに書き出されます。「埋め込みフォントを含む」こちらにチェックを入れてドキュメントで使用しているフォントがサブセットとしてEPUBに埋め込まれます。 意図したフォントでEPUBを見てもらえるというメリットはありますがフォントのライセンスの問題やファイルサイズの増大といった問題があるため通常はOFFで運用するのがお勧めです。「スタイルシートを追加...」こちらのボタンをクリックすると外部のCSSを読み込んだ状態でEPUBを書き出すことができます。予め作成しておいたCSSファイルを使用してEPUBを書き出したい場合に使用します。「スクリプトを追加...」ボタンをクリックすると既存のJavaScriptを読み込んでEPUBを書き出すことができます。ただしInDesignではJavaScriptの存在や有効性は検証されないためJavaScriptの設定を確認する必要があります。この様に、「EPUB書き出しオプション」ダイアログの設定は、多岐にわたります。適切なEPUBファイルを書き出せる様内容を理解しておきましょう。以上、「EPUB書き出しオプション」の設定について、学びました。

InDesignを使用した電子書籍制作

InDesignはリフロー型フォーマットのデファクトスタンダードであるEPUBを書き出すことができます。このコースではInDesignでのEPUBの作成方法を基本からわかりやすく解説しています。EPUBで書き出すさいの設定方法や注意点なども解説しているので、InDesignで制作されたドキュメントからEPUBを作成してみたい方はぜひご覧ください。

2時間22分 (28 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
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発売日:2014年04月16日
再生時間:2時間22分 (28 ビデオ)

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