InDesign文字組み講座

禁則処理と禁則調整方式を設定する

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禁則処理には[強い禁則]と[弱い禁則]が用意されており、その違いについて解説します。また、禁則調整方式を変更することで、文字組みがどのように変わるかについて解説します。
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07:20

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InDesignの禁則処理には強い禁則と弱い禁則が用意されており「不明」の禁則処理セットも作成できます。また、禁則処理は禁則調整方式に何を選択したかで処理方法は異なるため動作を理解して最適な設定を選択しましょう。このレッスンでは、禁則処理と禁則調整方式の設定方法について学びます。まずは、禁則処理を見てみましょう。InDesignでは、「段落」パネル或いはコントロールパネルから禁則処理を設定することができます。「禁則処理」のプルダウンメニューから「設定」を選択します。すると、「禁則処理セット」ダイアログが表示されます。和文組版では行の頭や末尾に来てはいけない文字などを定めた組版ルールがあります。行頭に来てはいけない文字を「行頭禁則文字」と言い句読点やカンマ、終わりカッコ類拗促音などが登録されています。行末に来てはいけない文字を「行末禁則文字」と言い始めカッコ類などが登録されています。「ぶら下がり文字」ではぶら下がり処理される文字を定めており句読点やカンマが登録されています。「分離式文字」は連続しようの際に分離させない文字を定めており「―」「 ‥」「…」が登録されています。InDesignでは、これらをまとめて禁則処理セットとして運用しています。 現在、禁則処理セットには「強い禁則」が選択されていますが和文組版用には強い禁則」と「弱い禁則」が用意されています。「弱い禁則」に切り替えてみましょう。するとこの様に、登録されている文字数が減ったのが分かります。強い禁則は弱い禁則に比べ拗促音などが行頭禁則文字として含まれておりより厳しい設定となっています。なお、オリジナルのハウスルールがある場合には新規で禁則処理セットを作成して適用することができます。では、こちらの「新規」ボタンをクリックしてみましょう。「新規禁則処理セット」ダイアログが表示されます。「名前」を付けて「元とするセット」を選択します。ここでは、「名前:sample」とし「元とするセット:強い禁則」に指定しました。OKボタンをクリックします。指定した名前がこちらの「禁則処理セット」に表示されます。では、「行末禁則文字」に文字を追加してみましょう。こちらの空いているフィールトの部分をクリックします。すると、この様に青くハイライトされます。次に、こちらの「追加文字」のフィールトに登録したい文字を入力します。ここでは電話のマークを入力しました。「追加」ボタンをクリックするとこの様に、電話のマークがこちらに追加されます。 今度は別の方法で文字を入力してみましょう。「行末禁則文字」の空いている部分をクリックして入力のプルダウンメニューからこちら「Unicode」を選択します。追加文字のフィールトに「3020」とコード番号を入力して「追加」ボタンをクリックします。すると、この様に郵便のマークが登録されます。この様に、コード番号を使用しての入力も可能です。文字を全て追加したら「保存」ボタンをクリックし続けて、OKボタンをクリックします。こちらの「禁則処理」には登録した禁則処理セットが選択可能になっています。後は、この禁則処理セットを選択すれば使用することができます。今度は、禁則調整方式を見てみましょう。テキストに適用した禁則処理は禁則調整方式で選択された設定に応じて処理されます。「禁則調整方式」は「段落」パネルのパネルメニューから 設定が可能で「追い込み優先」「追い出し優先」「追い出しのみ」「調整量優先」の四種類が用意されています。デフォールトでは「追い込み優先」が選択されています。禁則調整方式は四種類がありますがそれぞれ次の様な設定内容となっています。こちらのテキストをご覧ください。こちらのテキストには「追い込み優先」が適用してあります。 その名の通り禁則文字を追い込みできるだけ同一行で調整することを優先します。こちらのテキストには「追い出し優先」が適用してあります。この設定では、禁則文字を次の行に追い出すことを優先します。こちらのテキストには「追い出しのみ」が適用してあります。禁則文字を追い込むことはせず禁則文字は必ず次の行に追い出します。こちらのテキストには「調整量優先」が適用してあります。禁則文字を追い出す時の文字間隔が追い込んだ文字間隔より極端広く場合は文字を追い込みます。これらの設定を目的に応じて使い分けてください。また、「段落」パネルのパネルメニューには「全角スペースを行末吸収」「欧文泣き別れ」という項目もあります。これらの設定についても合わせて覚えてきましょう。「全角スペースを行末吸収」はデフォールトではオンになっていますが行末に来た全角スペースを自動的に吸収してくれます。つまり、行末に来た全角スペースを吸収し行頭がスペースで始まらないようにできます。ちょっとやってみましょう。こちらのテキストの末尾にカーソルを置き全角スペースを入力します。すると、この様に全角スペースが追い出されます。全角スペースの前の文字を削除してみましょう。 すると、この様に全角スペースは表示されます。これが「全角スペースを行末吸収」です。通常はオンのままで構いませんが行末に来た全角スペースを吸収したくない場合にはオフにしてください。また、「欧文泣き別れ」はデフォールトではオフになっていますがオンにすると欧文単語は欧文ハイフォネーションルールを使用しなくでも分割可能となり行末にハイフンが表示されなくなります。ちょっとやってみましょう。こちらのテキストを選択します。「段落」パネルのパネルメニューから「欧文泣き別れ」こちらをオンにします。テキストがどの様になるかご覧ください。この様に、単語の途中で改行されています。通常は、この設定は使用しませんがURLなどハイフンを表示せず改行をしたい場合にはオンにします。このレッスンでは、禁則処理と禁則調整方式の設定方法について学びました。禁則処理や禁則調整方式に何を選択しているかで文字組みは大きく変わります。設定の内容を理解し最適な設定を使用できるようにしましょう。

InDesign文字組み講座

InDesignでは用意された豊富な文字組み機能を理解し、使いこなすことで美しい文字組みが実現できます。このコースではInDesignの文字組み機能を中心に解説します。文字組み機能にはどのようなものがあり、どのように設定すれば美しい文字組みができるのか、また便利な組版機能などについても体系的に解説していきます。

1時間30分 (15 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
価格: 1,990
発売日:2014年06月29日

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