InDesign文字組み講座

文字を均等に詰める

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フレームグリッドの字間を詰めたり、トラッキングを使用したりして、文字を均等に詰める方法を解説します。
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08:06

字幕

美しい文字組みを実現する為に欠かせないのが「文字組みアキ量設定」です。「文字組みアキ量設定」とは文字と文字のアキ量を定めたものでこの設定内容に基づいて文字組みがなされます。このレッスンでは「文字組みアキ量設定」の考え方と運用方法いついて、学びます。「文字組みアキ量設定」は「段落」パネルのこちらの「文字組み」から選択します。このテキストを例に解説しましょう。「愛」という漢字、「・」「あ」というひらがな、「「」この様に並んでいます。それぞの文字の赤い枠は、その文字のベースとなる文字幅を表しています。そのため、これらの文字を全て全角扱いとして組みたい場合には「漢字」と「・」には四分の一文字分の「空き」が必要となります。「・」と「ひらがな」にも四分の一文字分の「空き」が必要となります。「ひらがな」と「「」の場合には二分の一文字分の「空き」が必要となります。この「空き」を「アキ量」と呼びます。この様に、文字と文字が並んだ時の アキ量を指定したものが「文字組みアキ量設定」です。しかしその組み合わせは膨大な数になってしまいます。そこで、InDesignでは文字をいくつかのグループに分けて考えます。そのグループを「文字クラス」と呼び文字クラスと文字クラスが並んだ際のアキ量を設定したものの集まりが「文字組みアキ量設定」となります。 では、「文字組みアキ量設定」を表示させてみましょう。「段落」パネルの「文字組み」から「基本設定...」。こちらを選択します。すると、「文字組みアキ量設定」ダイアログが表示されます。現在表示されているのが「基本設定」の画面です。より詳細に設定を行う場合には、こちらの「詳細設定...」ボタンをクリックします。まず左側のアイコンを見てください。ここに表示されているのがInDesignの「文字クラス」になります。なお括弧類や読点類などは更に細かくクラスを分けて設定することも可能です。では、こちらの「前の文字クラス」を見てみましょう。こちらには、現在「始め括弧類」が選択されていますが実際にこのクラスに含まれている文字の例がこちらに表示されています。では、こちらを「行頭禁則和字」に変更してみましょう。すると、この様に、クラス内容の例としてこちらに拗促音などが表示されます。では、今度は「上記以外の和字」こちらを選択します。すると、この様に漢字が表示されますが全ての漢字が表示されているわけではありません。この様にクラス内容の例にはその文字クラスに含まれている一部の文字が表示されます。「キャンセル」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。 なお、各文字クラスにどの様な文字が含まれているかを表にしましたのでこちらを参考にしてください。なおここに表示している文字は文字クラスに含まれる全ての文字ではないので注意してください。今度は各文字クラスのベースとなるサイズを把握しておきましょう。再度「文字組みアキ量設定」ダイアログを表示してみましょう。「文字組み」から「詳細設定...」を選択します。各文字クラスは、全てが全角幅ではなくベースとなるサイズが存在します。各文字クラスのアイコンを見るとわかりますが例えば括弧類や句読点類の約物は半角幅がベースとなっており半角数字や欧文ではプロポーショナルいわゆる、字形によって文字幅が異なるサイズとなっています。では、「キャンセル」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。では、今度は文字組みに予め用意されている14種類の「文字組みアキ量設定」を見てみましょう。これらのどの設定を選択するかで組版の結果は異なりますがそれぞれどういった設定なのかを理解しておきましょう。設定はデフォルトでは14種類ありますが実は、段落字下げのバリエーションを除くと四つのグループに分けることができます。表示されている名前の「・」を「+」に変えて考えると、わかりやすいでしょう。 四つにグループ分けしたものがこちらです。「行末約物半角」「約物全角」「行末受け約物全角/半角」「行末句点全角」 の四つの設定があり。あとは、それぞれ字下げのバリエーションを追加したものであることがわかります。なお14種類設定はありますが使用しない「文字組みアキ量設定」は「環境設定」でOFFにしておく事もできます。その場合「環境設定」>「文字組みプリセットの表示設定...」こちらを選択します。「環境設定」ダイアログが表示されるのでこちらで、使用しない設定をOFFにしておくと良いでしょう。「キャンセル」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。それではベースとなるこの四つの設定をテキストに適用してみましょう。予め適用したテキストを用意してありますのでこちらをご覧ください。こちらのテキストには「行末約物半角」を適用しています。行頭/行末に来た約物を全て半角として組みます。こちらのテキストには「約物全角」を適用しています。全ての約物を全角として組みます。こちらのテキストには「行末受け約物全角/半角」を適用しています。この設定では、行末に来た約物を全角、或いは半角として組みます。こちらのテキストには「行末句点全角」が適用しています。 行末に来た句点のみを全角として組みます。この様に、「文字組みアキ量設定」に何を選択しているかで組版結果は異なります。では、「文字組みアキ量設定」の字下げのバリエーションを見てみましょう。14種類の「文字組みアキ量設定」は四つのベースとなるプリセットに字下げの処理を加えたものです。字下げには三つのバリエーションがありそれぞれ行頭に約物が来た時の組版結果が異なります。実際に適用したテキストがこちらになります。こちらの「段落字下げ(起こし食い込み)」ではこちらの段落行頭に0.5文字分のアキとなります。「段落字下げ」では一文字分のアキとなります。「段落字下げ(起こし全角)」では1.5文字分のアキとなります。字下げには、この様に三つのバリエーションがありますので、覚えておいてください。「文字組みアキ量設定」がどういったものなのかを理解できたでしょうか。アキ量とは何か、文字クラスとは何か各文字クラスのベースとなるサイズは何かまた、デフォルトで用意されている「文字組みアキ量設定」を適用するとどの様な組版結果になるのかなど基本的な「文字組みアキ量設定」の概念を理解しておくことが重要です。以上、「文字組みアキ量設定」の考え方と運用方法について、学びました。

InDesign文字組み講座

InDesignでは用意された豊富な文字組み機能を理解し、使いこなすことで美しい文字組みが実現できます。このコースではInDesignの文字組み機能を中心に解説します。文字組み機能にはどのようなものがあり、どのように設定すれば美しい文字組みができるのか、また便利な組版機能などについても体系的に解説していきます。

1時間30分 (15 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
価格: 1,990
発売日:2014年06月29日

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