InDesign文字組み講座

プロポーショナルな文字詰めを行う

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文字の形によって詰め幅が異なる文字詰めを解説します。文字パネルのカーニングに何を選択するかも重要です。このレッスンでは、プロポーショナルな文字詰めを解説します。
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08:42

字幕

文字の形に応じて詰め幅が変わるのがプロポーショナルな文字ツメです。InDesign にはプロポーショナルな文字ツメ方法もいろいろと用意されています。このレッスンでは、プロポーショナルなツメ機能について学びます。まずは、こちらのテキストに対して「プロポーショナルメトリクス」を適用してみましょう。選択ツールでテキストを選択します。「文字」パネルのパネルメニューから「Opentype機能 」>「プロポーショナルメトリクス」こちらを選択します。すると、このように文字が詰まります。この機能は、フォントメーカーがフォント内に設定したツメ情報を元に文字を詰める機能です。文字スタイルなどの適用も可能ですが詰め幅の調整はできません。オンにするかオフにするかで設定します。但し、Opentype フォントに対してしか適用できませんので注意してください。今度、こちらのテキストに対して「文字」パネルにある 「文字ツメ」を適用してみましょう。「文字ツール」でテキストを選択します。「文字」パネルにある 「文字ツメ」こちらに直接数値を入力するかあるいはこちらのプルダウンメニューから目的のものを選択します。ここでは、まず「50%」を選択してみましょう。 すると、このように文字が詰まります。では、今度は「100%」を適用してみましょう。すると、このようにさらに文字が詰まります。このように、「文字ツメ」 の機能は「0%」から「100%」の間でツメ幅の調整が可能です。目的に応じて値を設定してください。なお、こちらを 「0%」 に戻せば元の状態に戻すことができます。今度は、こちらのテキストに対して「文字ツメ」 を適用してみます。2 行目の「ト」という文字に対してのみ「文字ツメ」を適用します。ここでは、「文字ツメ」を「50%」としました。すると、このように文字が詰まります。注目してほしいのは「ト」の後ろだけでなく「ト」の前も文字間が詰まっていることです。では、こちらの「ツ」の文字に対しても「文字ツメ」を適用してみましょう。ここでは、「文字ツメ」を「100%」に設定しました。このように「ツ」の前のスペースも詰まります。これまで一般的によく使用されてきた「カーニング」や「トラッキング」 は次の文字との空きを調整する機能で適用した文字の後ろを詰めることができます。これに対し、「文字ツメ」の機能は文字の前後の空きを詰めることができます。これは仮想ボディに対する字形の前後の空きを詰めることができるためです。 そのため、行頭や行末にきた文字でも文字の前後の空きが詰まります。ゆるいツメからきついツメといったようにツメ幅の調整もできるのもこの機能のポイントです。それでは続いて、「文字」パネルの「カーニング」を見てみましょう。こちらをクリックすると数値入力以外にも「オプティカル」「和文等幅」「メトリクス」などが用意されています。デフォルト設定ではこちらの「和文等幅」が選択されていますがそれぞれ、どのような違いがあるかをしっかりと理解しておきましょう。まず、こちらのテキストに対して「オプティカル」を適用します。テキストを選択します。「文字」パネルの「カーニング」から「オプティカル」を選択します。すると、このようにテキストの文字間が変わります。では、文字間にカーソルを置いてみましょう。この状態で、「カーニング」を見てみるとこのように、丸かっこ付きで実際に適用されている「カーニング」の値が表示されています。こちらの赤い数字は実際にどれだけカーニングされたかを示していますがこちらを見てみると必ずしも字間が詰まるわけではなく逆に、開くケースがあることも確認できます。つまり、「オプティカル」を適用するとInDesign が文字の形を認識し文字の形に基づいて文字間を調整してくれるのです。 文字サイズの大きなタイトルまわりなどでよく使用される機能です。今度は、こちらのテキストに対して「メトリクス」 を適用します。「文字ツール」でテキストを選択し「カーニング」にこちら「メトリクス」を選択します。すると、このように文字間が変わります。カーソルを置いてみると「オプティカル」同様このように丸括弧付きで、実際に適用された「カーニング」の値が表示されています。ここで、カーニングが変わったのはN とeの間Yとoの間だけです。「メトリクス」 を適用するとフォントの持つペアカーニング情報に基づいて字間を詰めます。ペアカーニングとは「L-A」や「T-O」「T-Y」「W-A」「Y-O」など特定の文字の組み合わせの情報でそのままでは文字間が空いて見えてしまう組み合わせに対し文字間を詰めてくれます。一般的には欧文に対して設定されていますがフォントメーカーによっては和文のひらがなやカタカナ部分にペアカーニング情報を持つものもあります。なお、「カーニング」に「メトリクス」を適用した場合には「プロポーショナルメトリクス」も適用されますので、覚えておきましょう。では、こちらのテキストをご覧ください。こちらの一番上のテキストは「カーニング」 が「0」になっています。 そしてこちらの2番目のテキストは「プロポーショナルメトリクス」を適用したものです。当然、文字は詰まっています。そして3番目のテキストは「メトリクス」を適用したものです。文字間にカーソルを置くとこのように「ダ」と「イ」の間そして、「イ」と「ニ」の間が詰まっているのが分かります。しかし、見た感じ「ニ」と「ン」の間、「ン」と「グ」の間も詰まっているように見えます。文字間にカーソルを置いてもこのように、「カーニング」は「0」となっています。なぜでしょうか。実は、「カーニング」に「メトリクス」を適用すると「プロポーショナルメトリクス」が適用されさらに、ペアカーニング情報に基づいて字間が詰まるのです。但し、「文字」パネルのパネルメニューにある「Opentype機能」の「プロポーショナルメトリクス」はオンになるわけではないので注意してください。では、3番目のテキストの「イ」と「二」の間をもう少し詰めてみましょう。カーソルを 「イ」と「ニ」の間に置き「カーニング」をこちらに「-100」と入力します。この時、文字がどのように変化するかをご覧ください。「イ」と「ニ」の字間が変わるのは当然ですがこの時、「ダ」と「イ」の字間に関しても変化したのが分かります。 実は、「メトリクス」を適用したテキストに手作業で 「カーニング」を適用するとほかの文字間が変わってしまうという問題が起きるのです。これを回避するためにはテキストを選択して「文字」パネルのパネルメニューから「Opentype機能」>「プロポーショナルメトリクス」こちらを実行します。つまり、「メトリクス」を適用する場合には合わせて、「プロポーショナルメトリクス」も適用するということです。では、最後にこちらのテキストに対して「和文等幅」を適用してみましょう。「文字ツール」でテキストを選択し「カーニング」を「和文等幅」とします。「オプティカル」 同様カーソルを置くとこのように、実際に適用された値が丸括弧付きで表示されます。実際に適用された値を見てみると変わったのは、Nとeの間そしてYとoの間だけです。実は、「和文等幅」を適用すると和文はベタで送られますが欧文部分のみ「メトリクス」が適用されます。なお、「デフォルト設定」では「和文等幅」 になっています。やはり、欧文テキストはペアカーニング情報に基づいて詰まったほうが美しいので通常は、この「和文等幅」を選択しておくとよいでしょう。ここまで、様々なプロポーショナルな文字ツメを見てきました。 目的や用途に応じて最適なツメ機能を利用できるよう動作をしっかりと理解しておきましょう。以上、プロポーショナルなツメ機能について学びました。

InDesign文字組み講座

InDesignでは用意された豊富な文字組み機能を理解し、使いこなすことで美しい文字組みが実現できます。このコースではInDesignの文字組み機能を中心に解説します。文字組み機能にはどのようなものがあり、どのように設定すれば美しい文字組みができるのか、また便利な組版機能などについても体系的に解説していきます。

1時間30分 (15 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
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発売日:2014年06月29日

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