InDesign文字組み講座

検索と置換を利用した書式設定

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検索と置換の機能を利用した、テキストやオブジェクト、文字種の置換方法について解説します。
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12:37

字幕

InDesignには強力な検索と置換の機能が用意されています。単なる文字列の置換だけでなくコード番号や正規表現を用いた置換、更にはオブジェクトの属性の置換も可能です。このレッスンでは検索と置換の活用方法について、学びます。検索/置換を実行するために「編集」>「検索と置換...」を選択します。ショートカットはMacであればCommand+FWindowsであればControl+Fです。「検索と置換」ダイアログが表示されます。では、まず、現在表示しているドキュメントでテキストの検索/置換を実行してみましょう。まず、カタカナの「アドビ」を英語の「Adobe」に置換してみましょう。「テキスト」タブを選択します。「検索文字列」に検索したい文字列である「アドビ」をカタカナで入力します。「置換文字列」に欧文で「Adobe」と入力します。次に、検索の範囲をこちらのプルダウンメニューから指定します。いくつか選択肢がありますがここでは「ドキュメント」こちらを選択しておきます。なお、検索の対象は何も選択していない時とテキスト内にカーソルがある時テキストを選択している時ではそれぞれ表示される内容が異なりますので注意してください。 また、アイコンのON/OFFで検索条件を指定することもできます。こちらのアイコンは「ロックされたレイヤーおよびロックされたオブジェクトを含める」のかどうかこちらのアイコンは「ロックされたストーリーを含める」のかどうなのかそしてこちらが「非表示のレイヤーおよび非表示のオブジェクトを含める」のかどうかかそして、こちらが「マスターページを含める」のかどうかこちらは「脚注を含める」のかどうかこちらが「大文字と小文字を区別」するのかどうかこちらが「単語として検索」するのかどうかこちらは「カナを区別」するのかどうかそして、こちらが「全角・半角を区別」するのかどうかそれぞれON/OFFを切り替えながら検索を行っていきます。では検索を実行します。「検索」ボタンをクリックします。するとこの様に「検索文字列」に入力したテキストにマッチする文字列にジャンプしその文字列が選択されています。こちらの「置換」ボタンをクリックすれば「置換文字列」に入力した文字列に置換されます。また、「すべてを置換」ボタンをクリックすればマッチしたテキストすべてが置換され「置換して検索」ボタンをクリックすると現在ヒットしているテキストを置換後次にマッチするテキストが選択されます。 なお、「次を検索」こちらのボタンをクリックすると現在ヒットしているテキストは置換されず次にマッチするテキストが選択されます。ここでは、「置換」ボタンをクリックして置換を実行します。この様に置換がされます。なおよく使用する検索と置換の設定はこちらの「クエリを保存」アイコンをクリックすることで保存していつでも呼び出して使用することができます。InDesignには、この様に予めいくつかのクエリが登録されておりこちらのプルダウンメニューから選択して使用することができます。では、今度は、正規表現を使用して検索/置換をしてみましょう。正規表現とは文字列のパターンを表現する表記法です。正規表現を使用すると通常の文字ではなく、文字のパターンいわゆる、特徴を指定することができます。通常の文字とMETAキャラクターと呼ばれる特別な意味を持つ記号を組み合わせて表記され検索や置換などに利用することができます。「検索と置換」ダイアログでこちらの「正規表現」タブを選択し「検索文字列」の「検索のための特殊文字」こちらをクリックしてみましょう。この様に、検索に使用できるMETAキャラクターが表示されます。「マーカー」や「ハイフンおよびダッシュ」「スペース」など、様々な特殊文字「位置」を表すMETAキャラクターや「繰り返し」を表すMETAキャラクターなどポップアップメニューから指定するだけで使用することができます。 METAキャラクターを使用することで表記の揺れを吸収して検索を行ったり複数の異なる文字列を一括して置換することができます。例えば数字を全て検索したい場合には0から9まで10回検索しなければなりませんが数字を表すMETAキャラクターこちらを選択すると一度の検索で全ての数字をヒットさせることができます。この様に正規表現を使用してマッチする文字列を検索/置換することができます。ここでは、「―」が二つ並んでいる文字列及び「―」が 一つのみの文字列に対して「―」を一つのみの状態にして水平比率を200%に置換してみたいと思います。「検索文字列」に正規表現を入力します。正規表現がわかる人は直接入力しても構いませんがこちらに「―」がありますので、予めこちらをコピーしておき、こちらにペーストします。この「―」は、二つ以上続いているものもヒットさせたいのでこちらをクリックして「繰り返し」>「1回以上」を選択します。すると、この様に「+」が入力されます。これで、「―」が一つ以上続いている文字列を検索することができます。次に置換文字列に「―」を一つ入力します。続けて、置換する文字列に対して属性を指定してみましょう。 「置換形式」の「変更する属性を指定」ボタンをクリックします。「置換形式の設定」ダイアログが表示されます。左側のリストから「詳細文字形式」を選択します。ここでは、こちらの「水平比率:200%」としOKボタンをクリックします。「検索と置換」ダイアログに戻りますので「検索:ドキュメント」に指定して検索を実行します。「検索」ボタンをクリックします。すると、この様に「―」が二つ続いた部分が選択されます。「置換」ボタンをクリックします。一つの「―」で、水平比率が200%の一つの「―」に置換されます。では、もう一度「次を検索」ボタンをクリックしてみましょう。今度は、この様に一つだけの「―」が選択されます。同様に「置換」ボタンをクリックします。するとこの様に一つの「―」で水平比率が200%のものに置換されます。これはほんの一例ですが「検索文字列」で指定した正規表現にマッチする文字列に対して検索/置換ができます。正規表現を用いることで高度な検索/置換が実現できるわけです。今度は字形を置換してみましょう。ここでは、「辺」という字形を異体字の「邊」に置換してみたいと思います。まず、「文字ツール」で「辺」という字形を選択します。 こちらを選択します。「ウィンドウ」>「書式と表」>「字形」こちらを選択します。すると、「辺」という字形が選択された状態で「字形」パネルが表示されます。表示を、こちらの「選択された文字の異体字を表示」こちらに切り替えます。そして、置換したい字形のコード番号をメモしておきます。コード番号は目的の字形にマウスを重ねると確認できます。ここでは、こちらの字形の「CID:6929」をメモしました。なおUnicodeでは一つのコード番号に複数の字形が存在するものがあります。そのため、Unicodeを使用して検索/置換を実行しても思い通りの字形に置換できないケースがあります。そういったケースではGID/CIDを使用して、置換しますGIDやCIDでは一つの字形に必ず一つのコード番号が割り当てられており同じコード番号を持つ他の字形は存在しません。また、CIDとはCharacter Identifyの略GIDとはGlyph Identifyの略でフォストスクリプトベースのオープンタイプフォントの場合にはCID=GIDと考えて問題ありません。では「字形」パネルを閉じます。「辺」という字を選択して右クリック、或いはMacであればControl+クリックしてみましょう。 するとコンテクストメニューが表示されますので「検索に選択した字形を読み込み」こちらを選択します。すると、「検索と置換」ダイアログの「字形」タブが選択された状態で「字形の検索」に選択していた字形が入力されます。では、「字形の置換」の「ID」のところに「GID/CID」を選択しこちらに先ほどメモしたコード番号「6929」を入力します。するとここにメモした字形が表示されます。あとは検索対象を選択して置換を実行します。ここでは、このまま「検索」ボタンをクリックします。「置換」ボタンをクリックするとこの様に、指定した字形に置換がされます。また、「すべてを置換」ボタンをクリックするとこの様に、他にも2箇所を置換したことを表す表示がなされますのでOKボタンをクリックしてダイアログを閉じます。こちらの「辺」という字も置換されたのが確認できます。なお、テキストだけではなくオブジェクトの検索/置換も可能です。ここではドロップシャドウを適用したオブジェクトを検索しドロップシャドウを削除したいと思います。まず、「検索と置換」ダイアログでこちらの「オブジェクト」タブを選択します。次に「検索オブジェクト形式」のこちらの「検索する属性を指定」ボタンをクリックします。 「検索オブジェクト形式オプション」ダイアログが表示されます。こちら「効果」の「ドロップシャドウ」を選択します。こちら「ドロップシャドウ」の「オン」にチェックを入れます。なお詳細な設定をすることで設定した値のドロップシャドウのみを検索することも可能ですがここでは特に何も設定しないでおきます。OKボタンをクリックします。設定した内容が、「検索オブジェクト形式」こちらに表示されます。次に「置換オブジェクト形式」の「変更する属性を指定」ボタンをクリックします。「置換オブジェクト形式オプション」ダイアログが表示されるのでこちらから「ドロップシャドウ」を選択し今度はこちらに「オフ」を選択します。OKボタンをクリックします。設定した内容がこちらのウィンドウに表示されます。「検索」とこちらの「種類」を設定します。ここでは、「検索:ドキュメント」「種類:すべてのフレーム」こちらを選択します。「検索」ボタンをクリックします。するとこの様にドロップシャドウを適用したオブジェクトが選択されます。あとは目的に応じて置換をします。ここでは「すべてを置換」ボタンをクリックします。するとこの様に何個置換されたかを表す表示がなされますのでOKボタンをクリックします。 最後に文字種変換を実行してみましょう。まず、こちらの「文字種変換」タブこちらをクリックします。ここでは、半角英数字を全角英数字に置換してみましょう。それぞれ「検索文字列」と「置換文字列」のプルダウンメニューを指定します。ここでは、「検索文字列:全角英数字」「置換文字列:半角英数字」を選択します。ただし「検索文字列」に何を指定したかによっては「置換文字列」ではグレーアウトして選択できない項目があります。検索範囲を指定して「検索」ボタンをクリックします。全角英数字がヒットするので「置換」を実行します。この様に全角英数字が半角英数字に置換されます。このレッスンでは様々な検索と置換について、解説しました。単なる文字列の検索だけではないInDesignの強力な検索/置換の機能が理解できたでしょうか。使いこなせば素早く修正を行うことができます。ぜひ活用してみてください。以上、検索と置換機能の活用方法について、学びました。

InDesign文字組み講座

InDesignでは用意された豊富な文字組み機能を理解し、使いこなすことで美しい文字組みが実現できます。このコースではInDesignの文字組み機能を中心に解説します。文字組み機能にはどのようなものがあり、どのように設定すれば美しい文字組みができるのか、また便利な組版機能などについても体系的に解説していきます。

1時間30分 (15 ビデオ)
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ソフトウェア・トピック
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発売日:2014年06月29日

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