C 基本講座

プリプロセッサ指令を利用する

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このレッスンでは、#includeと#defineというプリプロセッサ指令を利用する方法について説明します。
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このレッスンでは #include と#define というプリプロセッサー指令を利用する方法について説明します。プリプロセッサーとはコンパイル前にソースプログラムに対して行われる前処理のことです。ソースプログラム中の# で始まる行はプリプロセッサー指令と呼ばれ、このプリプロセッサーに指令を与えます。このプログラムにはinclude と define という2つのプリプロセッサー指令が含まれています。#include は指定したファイルを読み込みこの位置に挿入します。このプログラムでは printf という標準ライブラリ関数を使って画面表示を行なっていますがprintf 関数を使うための宣言がstdio.h というヘッダーファイルに記述されています。そのため printf を使用するにはstdio.h を include しなければなりません。この .h はヘッダーファイルを意味する拡張子です。printf のような C 言語のコンパイラに用意されている関数をライブラリ関数と呼びますがライブラリ関数はそれぞれ include すべきヘッダーファイルが決まっています。printf の場合は stdio.h がそのヘッダーファイルだというわけです。 プリプロセッサーはコンパイルの前処理ですからコンパイル前に #include の部分にこのヘッダーファイル stdio.h を挿入しソースファイルと一緒にコンパイルするのです。#define はマクロ名を付けるために使用されます。プログラミングではなんの前触れもなくいきなり使われる数値を通称マジックナンバーと呼ぶのですがマジックナンバーの使用を避けるためにC 言語では数値にマクロ名を付けます。そしてコンパイルの前処理で#define を使いマクロ名を数値で置き換えます。これをマクロ定義と呼びます。#define はこのような構文で使用します。このように MAX と記述している部分はすべて 10 に置き換わっています。MAX で 10 を表示しています。MAX + MAX で 20 です。MAX - MAX で0、MAX × MAX は10 × 10 で 100 ですね。MAX ÷ MAX は1になります。今度はこの MAX を10 から 100 に変えてみましょう。そして保存してコンパイルしてもう一度実行してみます。今度は MAX の部分がすべて100 に置き換わりました。このようにソースコードにMAX と記述することにより単に 100 と書くよりも意味がわかりやすくなります。 また、プログラムに変更が生じて最大値が増減した時にはこの define 指令行を修正するだけで対応できるなどのメリットがあります。尚、C 言語は小文字ベースで記述されますがマクロ名は通常大文字で記述します。セミコロンもつけないように気をつけてください。このレッスンでは #include と#define というプリプロセッサー指令を利用する方法について説明しました。

C 基本講座

C言語はUNIXというOSを記述するために開発されたプログラミング言語で、組み込みシステムの開発を中心に今も使われています。このコースでは簡単なプログラムを作成しながら、C言語の基本的な文法を学びます。データ型や制御文などの基礎的な文法からポインタや構造体といったC言語の特徴的な内容まで幅広く取り上げます。よく使われる標準ライブラリ関数も数多く紹介します。

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発売日:2017年11月05日

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