InDesign 基本講座

2種類あるテキストフレームの違い

全333コースを10日間無料で

ぜひご覧ください。

無料で視聴する すべての加入プランを見る
または
プレーンテキストフレームとフレームグリッドの違いや特徴について解説します。フレームグリッド設定やグリッド揃え等、いくつかの設定が異なります。
講師:
08:56

字幕

InDesignにはテキストを配置/入力するための入れ物となるテキストフレームが二種類あります。プレーンテキストフレームとフレームグリッドです。このレッスンではプレーンテキストフレームとフレームグリッドのそれぞれの性質について学びます。InDesignにはこの様にフレーム枠だけが表示されている「プレーンテキストフレーム」とグリッド と呼ばれるマス目が表示される「フレームグリッド」の二つのテキストフレームが用意されています。どちらのフレームもテキストの入れ物として使用しますがその性質は異なります。どの様に違うかを理解するためにまずこちらのテキストをコピーしそれぞれのフレームに対してペーストしてみましょう。「文字ツール」に持ち替えテキストを選択します。選択したらコピーします。Macの方はCommand+CWindowsの方はControl+Cです。コピーしたらまずは、こちらの「プレーンテキストフレーム」にペーストしてみましょう。Macの方はCommand+VWindowsの方はControl+Vです。この様にテキストがペーストされました。見て分かる通り、コピー元のテキストと同じ書式でペーストされます。 では同様に「フレームグリッド」にもペーストしてみましょう。ペーストを実行しますすると「フレームグリッド」ではコピー元のテキストとは異なる書式でペーストされてしまいます。なぜ、「フレームグリッド」ではこの様に異なる書式でペーストされてしまうのでしょうか。この動作を理解するためにまず、「選択ツール」で「フレームグリッド」を選択します。「オブジェクト」>「フレームグリッド設定...」こちらを選択します。「フレームグリッド設定」ダイアログが表示されます。このダイアログを見るとわかりますが「フォント」や「サイズ」「字間」や「行間」など「フレームグリッド」自体に書式属性が設定されているのがわかります。実は、この書式の内容でテキストがペーストされていたのです。つまり、「プレーンテキストフレーム」が単なるテキストの入れ物であるのに対し「フレームグリッド」は入れ物自体が書式属性を持っており「フレームグリッド設定」ダイアログの内容でテキストが配置や入力されるというわけです。そのため、予め書式が決められている本文テキストなどには先に「フレームグリッド設定」を設定しておくことでテキストを流せば、自動的にその書式で配置されるというわけです。 ただしカラーなど「フレームグリッド設定」には無い属性に関してはコピー元の属性が反映されます。OKボタンをクリックしてダイアログを閉じます。なお元の書式を保ったまま「フレームグリッド」にテキストをペーストすることも可能です。ちょっとやってみましょう。「文字ツール」に持ち替えカーソルを置きます。「編集」>「グリッドフォーマットを適用せずにペースト」こちらを実行します。すると、この様に、元の書式を保ったままペーストすることが可能です。では今度は、「グリッド揃え」という設定がどうなっているかを 見てみましょう。ドキュメントをスクロールしてこちらのテキストで確認していきたいと思います。まずは「ウィンドウ」>「書式と表」>「文字」「文字」パネルを表示します。続けて「ウィンドウ」>「書式と表」>「段落」「段落」パネルを表示させます。確認していきましょう。まず「文字ツール」で「フレームグリッド」のテキストを選択します。「段落」パネルのパネルメニューから「グリッド揃え」こちらを確認してみます。現在、「仮想ボディの中央」が選択されているのがわかります。こちらを「なし」に変更してみましょう。すると、この様に文字組が変わってしまいます。 テキストの行がグリッドに揃わなくなってしまいました。つまり行がグリッドに沿って流れるためには「グリッド揃え」が「なし」以外になっている必要あるということです。デフォルトではこちらの「仮想ボディの中央」こちらが選択されています。今度はこちらの「プレーンテキストフレーム」のテキストを選択してみましょう。同様に「グリッド揃え」を確認してみます。「なし」になってるのがわかります。では、こちらを「仮想ボディの中央」に変更してみましょう。すると、この様な状態になってしまいました。テキストの1行目のスタート位置と行送りが変わります。「プレーンテキストフレーム」にはグリッドがないのに、どうしてこうなるのでしょうか。この動作を理解するために「表示」>「グリッドとガイド」>「ベースライングリッドを表示」こちらを選択します。すると「ベースライングリッド」が表示されます。見るとわかるようにテキストの中心がこのベースライングリッドに揃っているのがわかります。つまり、グリッドの無い「プレーンテキストフレーム」の場合には「グリッド揃え」を「あり」にしてしまうとベースラインに揃うことになるのです。InDesignを始めたばかりの頃は「プレーンテキストフレーム」を使用している時にテキストの1行目がフレームピッタリの位置から始まらず戸惑うことがあるかもしれません。 実は、この「グリッド揃え」が何らかの理由で「あり」になっていたのが原因です。基本的に「グリッド揃え」は「フレームグリッド」では「あり」「プレーンテキストフレーム」では「なし」で使用するということを覚えておきましょう。では「グリッド揃え」をもとに戻します。「なし」と選択します。そして、「表示」>「グリッドとガイド」>「ベースライングリッドを隠す」を選択してベースラインを非表示にしておきます。では、今度は「自動行送り」の設定を見てみましょう。「プレーンテキストフレーム」と「フレームグリッド」ではこの「自動行送」のデフォルト値も異なっています。「段落」パネルのパネルメニューから「ジャスティフィケーション...」こちらを選択します。すると、「ジャスティフィケーション」ダイアログが表示されますこちらの「自動行送り」を見てください。「175%」になっているのがわかります。「キャンセル」をクリックしてダイアログを閉じます。では「フレームグリッド」を見てみましょう。テキストを選択し「ジャスティフィケーション...」こちらを選択します。「フレームグリッド」の「自動行送り」は「100%」になているのがわかります。 「キャンセル」をクリックしてダイアログを閉じます。「自動行送り」とは「文字」パネルの行送りの値を直接数値入力していない場合に使用されます。例えばフォントサイズが「14Q」の場合自動行送りが「100%」であれば「14H」となります。「プレーンテキストフレーム」のテキストを選択します。こちらの場合「自動行送り」が「175%」でしたので「14Q」の文字サイズの場合には「14×1.75で24.5H」となるわけです。なお、自動送りを直接数値指定していない場合にはこの様に値が「( )」付きで表示されます。今度は、「文字」パネルの「文字の比率を基準に行の高さを調整」という機能と「グリッドの字間を基準に字送りを調整」の機能の設定を見てみましょう。「文字」パネルのパネルに用意されています。こちらの設定とこちらの設定です。どちらの設定も「プレーンテキストフレーム」ではOFFになっているのを確認できます。では、「フレームグリッド」ではどうなっているでしょうか同様に確認してみます。「フレームグリッド」の場合、どちらの設定もONになっているのが確認できます。こちらの「文字の比率を基準に行の高さを調整」という機能はテキストの垂直比率を変更している場合に比率を変更する前の状態を基準に行を送るのかそれとも、比率を変更後の状態を基準に行を送るのかが異なります。 またこちらの「グリッドの時間を基準に字送りを調整」という機能はInDesign2.0との互換性を保つ為にInDesignCSで搭載された機能ですが「フレームグリッド」使用時にこの設定をOFFにしてしまうと「フレームグリッド」設定の字間をマイナスに設定する1歯詰めなどが効かなくなるので注意しましょうこの様に、「プレーンテキストフレーム」と「フレームグリッド」ではその性質がいくつか異なりますので注意してください。このレッスンでは「プレーンテキストフレーム」と「フレームグリッド」の性質について解説しましたポイントはInDesignの大きな特徴でもある「プレーンテキストフレーム」と「フレームグリッド」の違いを理解することです。そして、二つのテキストフレームの使い分ができるようになりましょう。以上、「プレーンテキストフレーム」と「フレームグリッド」の性質について学びました。

InDesign 基本講座

このコースではInDesignの基本的な操作から実践的な操作まで豊富なInDesignの機能をひと通り理解するとともに、仕事で役立つより実践的な使い方も併せて解説します。マスターページやテキストフレームなどInDesignを扱ううえでのベースとなる考え方も丁寧に解説しています。

6時間49分 (78 ビデオ)
現在、カスタマーレビューはありません…
 
ソフトウェア・トピック
InDesign InDesign CC
価格: 3,990
発売日:2014年10月09日

このコースは、「オンデマンド」でご利用可能であり、ダウンロードすることもオンラインで見ることもできます。

ダウンロードすると、オフラインでコースを使用し、豊富なインターフェースをフルに活用できます。複数のデバイスを使用したり、 一度に全コースをダウンロードしたくない場合は、アカントにログインして、ストリーミング・ビデオとしてコースのレッスンを視聴してください。

ビデオトレーニングをお楽しみいただけますように! お問い合わせは、cs-jp@lynda.com宛までご連絡ください。